古式ゆかしき・・と思っていることを検証してみた場合 | ins Tagebuch schreiben
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古式ゆかしき・・と思っていることを検証してみた場合

昔、結婚式のあれこれを調べていた時、意外な事に気が付きました。
古式ゆかしきって言われていた、結婚式の行事が実は明治以降に
広まったのだそう。以前は、土地毎に様々な風習があって土地神と
人との間での儀式があったそうで、今のように神前式で云々というのは
近年にできあがったシステムなのだそうです。
脈々と受け継がれてきた、古式ゆかしきって儀式ではなかったと知ってちょっと
驚いたのですが・・・

良く考えてみたら、土用だって平賀源内が鰻を沢山売りたくて宣伝してそれが広がって
今に至る訳で、そういう商業目的とか思惑があって人が意図的に手を加えて、
いかにも昔からある事だと思われていることでも、元を辿ると意外に謂れが怪しいものもある。
※丑の日に”う”という言葉がつく物を食べると夏負けしないって言い伝えが昔あったそうで、
鰻に限った事ではないのに、(別にうどんとかでも良いわけだし)鰻を売りたかったらしい※

伝統とか、代々受け継がれているといわれているものも、
数百年とか数代前から~っていう事が多いのです。

**サンタさんは昔は赤い服を着ていなかったし(確かコカコーラ社が始めた)
**昔のウェディングドレスは白くなかったし(黄色い服が多かったのが
イギリスの人気がある女王が白い服を着たことがスタートだったような・・・?)
**バレンタインにはチョコを渡す風習は日本だけ(不二家がチョコを売りたくて広めた)
そもそも、バレンタインはバレンティヌスが殉教した日(撲殺された日)。
**数百年前、今と変わらない人気があった歌舞伎役者さんは、身分的には
河原乞食(悪い言葉ですみません!)という言葉があった程低く、今の格式云々とは
縁とおい扱いを受けていました。

歴史好きなので、「伝統」とか「文化」とか感じさせるものは大好きですが、
それは皆、ヒトが作り上げたもので、尊重し、大切にされてきたものを否定しなくても良いけど、
その重みは意外に軽く、時代によって玉虫色に代わるので、
「伝統」が人を縛ったり、重責になるのは何か違うなと感じます。

向き合った時に、楽しい事、自分や風土に合っているものだったら続ければいいし、
そうでなければ、スルーすればいい。「伝統」の本質の中に不変の魅力があれば
どの時代でも、人を惹きつけていって自然と受け継がれていくものなのだろうから、
淘汰されたり、廃れてしまうものがあっても仕方がないのかもしれません。


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