粗食の極み、お芋の蔓と芋ごはん | ins Tagebuch schreiben
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粗食の極み、お芋の蔓と芋ごはん

トラックバックテーマ 第1545回「あなたが時間をかけてること」

芽が出て可愛そうだったから、庭に植えておいたお芋が
蔓を伸ばしていたので、チビとヒメと夫祖母と一緒に掘ってみました。
種イモに反して、指みたいにヒョロヒョロのお芋。やっぱりちゃんと
肥料をあげてお世話しないとだめなのね~(^^;

お芋堀をすると言っていたら、近所の方が蔓を食べると美味しいのよ~と
言っていて、そういえば・・という感じで祖母が教えてくれました。
「自分が住んでいたのは田舎だったからどうにでもなったし、
戦時中もセリとかが食べれるのなんて知らなくて街の人に教わったものだ。」
「芋の蔓もちょっとは食べたけど、そんなには食べなかったねぇ」
と言っていて、浅草の祖母がご近所さんに聞いた農家に、何時間もかけて
自転車で食べ物を農家に買いに行ったのに、当時はお金じゃなくて物々交換じゃないと
買えないのを知らず、泣く泣くかえって、また買いに行ったというのとかなり
違ったのだなぁ・・と思いました。

imono.jpg
クックパッドに手順を載せました☆レシピID:2018993

収穫も手のひらに収まる程度のお芋だったし、それなら食べてみようか、と
祖母と一緒に芋の蔓を下処理。フキっぽいと聞いていたのですが
細い茎だったからか臭みもなく山菜のミズに似ているかな?
油炒めやおひたしにして食べました(^^
お芋は皮を剥いて少し水を多めに入れた
白米に混ぜて炊いたら美味しかったです。

ただし、作るのに手間と時間がかかります(><

教科書で戦争はダメだって言うより、子供と一緒に作って食べて
資源も何も持たない、極東の小さな島が外といがみ合って孤立した結果が
これなのだ~と伝えるのが一番ストンと府に落ちるのかなと考えたり。
戦時下のレシピを扱った本なのに軽いタッチで書かれていて
一度は読んでみるといいよ~という本がこれ。

戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

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この筆者さん、重いテーマのものでもサラッと書かれてしまうので読みやすいです。

結婚式を挙げようかどうしようか(経済的にというよりキモチ的に:
自分もそうだけど、招待する人にも経済的・時間的負担をかけるのが嫌だったから)と
悩んでいた時にこの作者さんの別の本を読んで、面白い書き方をするなぁと
思ったのです。切り口が中々面白くて読んだ後かなりスッキリ!でした。
あ、結局は式を挙げました。色んなことを夫と話し合いながら決めて
今思えば、挙げて良かったなと思える式になりました。
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